人生– tag –
-
「代官山、私服、定時に誰も帰らない」──ベンチャー初日の衝撃
2013年6月。 1社目の会社を退職して、福島から東京へ出てきた。 職場は代官山。住まいは渋谷。 いかにも今っぽい、創業間もないITベンチャー。 正直、テンションはめちゃくちゃ上がってた。 「やっば、めっちゃキラキラしてるやん!」って思ったのを覚えて... -
【特別編】「人生の問い」を持てなかった僕が、迷走した15年の理由
今回は、レールの上を歩いた15年間の特別編として、当時の気持ちや考え方、その後についてをまとめておきたいと思う。 はじめに:「順調に見える人生」の裏にあった、正体不明のモヤモヤ これまで書いてきた通り、僕は小学生の頃から塾に通い、中学受験を... -
僕が“安定”を手放した日
衝撃の配属発表から一夜明け、「仕事」が始まった 最初はとにかく職場に慣れること。そして、周りに迷惑をかけないようにと意識しながら仕事に取り組み始めた。 職場環境は申し分なかった。残業もほとんどなく、周りの方々も本当に良い方たちばかり。 あと... -
東京配属だと思ってた──新卒半年研修と、衝撃の配属先
2012年4月。ついに、社会人生活が始まった。 入社式を終えると、僕たちはすぐに福島県へと移動することになる。新卒で入った会社の「マザー工場」が福島にあり、研修はすべてその工場で行われる決まりだった。 研修期間はおよそ6か月。前半の3か月は、いわ... -
海外一周して気づいた。人生の“寄り道”は財産だ
ついに念願の一人暮らしスタート! 内定式を終えて2度目のオーストラリア滞在。ホストファミリーの家を卒業し、ゴールドコーストのど真ん中でシェアハウス生活がスタート! メンバーは、フランス人女性・ブラジル人男性・トルコ人男性。 深夜2時に爆音で踊... -
英語できないけど飛び込んだ!オーストラリア0→1の洗礼
ゴールドコースト、夢の入口 社会人になる前、僕はオーストラリア・ゴールドコーストに降り立った。目の前に広がる青い海、透き通った空、適度に栄えた街並み。 「なにこれ最高やん!」 そう思ったのも束の間、そこからが試練の始まりだった。 空港から留... -
脱・テニスサークル。簿記とレールの間で揺れた大学時代
2007年4月、同志社大学に入学。自由な大学生活がスタートした。 最初はテンプレ通りにテニスサークルに入ったけど── 高校で簿記3級を取った時、「お金のことが好き」「会計の勉強って意外と嫌いじゃない」と思った。当時、英語もできない、基礎学力もない... -
勉強そっちのけで学んだ、人生の逆転法則
当時通っていた塾や小学校からは、同志社中学に進学する子はゼロ。つまり、完全に友達ゼロからのスタート。 とはいえ、小学校時代に3回も転校していた僕にとっては、「また一からか〜」くらいの感覚でいた気がする。 部活→挫折→メダルゲーム沼 中学では野... -
中学受験で知った、“数字で測られる社会”の入り口
小学4年生直前の3月下旬。親に連れられて受けた“入塾テスト”。子供ながらに「なんか勉強のテストだな?」と少し緊張したのを覚えている。小学校の勉強はそれなりにできていたので、入塾テストは無事に合格。4月から、中学受験専門の塾に通うことになった。... -
レールの始まり。転校4回、骨折1回の子ども時代と、中学受験の入り口
1988年、僕は大阪で生まれた。父親は保険会社勤務。母親は、僕が生まれた頃にはもう専業主婦だったと思う。 物心がつく前から、引っ越しの多い家だった。父親の転勤によって、数年おきに土地を変え、環境を変え、生活も変わっていった。 0〜3歳くらいまで...
12
