海外一周して気づいた。人生の“寄り道”は財産だ

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ついに念願の一人暮らしスタート!

内定式を終えて2度目のオーストラリア滞在。

ホストファミリーの家を卒業し、
ゴールドコーストのど真ん中でシェアハウス生活がスタート!

メンバーは、フランス人女性・ブラジル人男性・トルコ人男性。

深夜2時に爆音で踊り出すブラジル人
知らん奴連れ込むフランス人
壊れた部屋の鍵を放置するオーナー…

他にも色々事件はあったけど、とにかく楽しかった。

日本でも一人暮らししたことなかったから、
人生初の「自由な生活」

朝は30分海を見てから学校へ行き、
学校終わりにBBQ三昧笑

金曜日は午前中で学校が終わるから、
午後一ビールも何度も頂いた笑

毎日、最高の人生だと感じていた。

語学学校卒業とスピーチ

楽しい時間はあっという間。
2011年11月頃、語学学校を卒業。

卒業スピーチでは、一人ひとり前に出て話す必要があったけど、

「アドリブは無理!」

ってことで、何度も練習して挑んだ。

振り返ると(暗記していたとはいえ)、
何も見ずに英語でスピーチをやりきれたのは、
我ながらようやったと思う笑

残り1ヶ月。「全部行ったろ」

語学学校卒業後、年末年始は友人と
シドニーのカウントダウンへ。

そこから急に思いつく。

「帰国までもう後1ヶ月ちょい…
やり残した事ないか?
あるな、オーストラリア一周したろ

思いつきで動けるのが、あの頃の特権笑

ブリズベン
グレートバリアリーフ
ケアンズ
タスマニア
メルボルン
アデレード
パース
エアーズロック

さらには

ニュージーランド・オークランド

まで行った。

今思えばもう、

「行くこと自体が目的」

になってた気もするけど笑
中でも ウルル(エアーズロック) は心に残ってる。

最後の寄り道。ヨーロッパへ

日本への帰国が近づいてきた頃、
ふと思い出すこの言葉達。

「社会人なったら長期休みなんてない」
「65歳までとかあと何年あるねん」
「行くなら、今しかない」

そして帰国後3日でまた出国、ヨーロッパ旅を決行笑

スペイン → フランス → ドイツ → イギリスを、1週間ずつ回った。

ドバイ経由で片道24時間、
飛行機普通にバグダッドの上飛んでたし、今じゃできん笑

でも、怖さよりワクワクが勝ってた。

海外サッカーが好きだったから、

アウクスブルクで細貝選手の試合を見たり、

オランダvsイングランドの親善試合、
アーセナルvsトッテナムのノースロンドンダービーも見に行った。

ゴルフやってたから、各クラブチームのゴルフボール&ティーも大量購入。
ティーは絶対死ぬまでに使い切れない量買ってきた笑

ウィンブルドンにも行って、テニスボールも購入。
テニスとかもうしないけど笑

なぜローラン・ギャロスに行っとかなかったのか、今でもちょっと後悔してる。

帰国。そして、東京へ。

2012年3月初旬、関空に帰国。

「ああ、夢の時間は終わったんやな。
来月からは、長い長い“社会人の旅”が始まるんやな」

そう思いながら、関空で電車に乗った。

でもこの1年は、間違いなく人生を変えた**“寄り道”**だった。

そして、帰国後はすぐに東京への引っ越し準備。
3月下旬、ついに23年間暮らした関西を離れ、東京へ向かう新幹線に乗った。

「これから、どんな毎日になるんやろうな。
東京で楽しい日々になればええな」

この時の僕は、

この先に待ち構える“現実”を、まだ知る由もなかった──。

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