
これまでの記事で、
- 週一マイルストーンって何?
- 毎週どう軌道修正するの?
- 優先順位や「やらないこと」はどう決める?
を話してきた。
ここまで読んでくれた人なら、もう頭の中に、
「半年後、1年後の理想の姿」がぼんやりでも浮かんでるはず。
でも今回話したいのは、もっとその根っこの部分。
それが、
「週一マイルストーンは未来を見据えるから、そもそも失敗って概念がなくなる」
って話。
多くの人は「今この瞬間の結果」だけで心が折れる
例えば、俺の知り合いのAさんの話。
Aさんは副業でブログを始めて、最初は自分の得意ジャンルで記事をコツコツ書いたら、
3ヶ月目に月5万PVを超えてアドセンス収益も3万円になった。
「よし、これはいける!」
と手応えを感じて、
次はSEOを狙ってガチで検索ボリュームを調べ、記事構成もガッチリ組んで投入。
ところが…全然読まれない。
半年後にはアクセスも3万PVに下がり、収益も落ち込んだ。
Aさんは
「やっぱり自分にはセンスないのかな…」
「せっかく時間もお金もかけたのに…」
って、かなり落ち込んでた。
これってめちゃくちゃよくあるパターン。
目の前の“1回の結果”だけをゴールにしちゃうと、
上手くいかないと全部終わったように感じる。
未来に旗を立ててたら、ただのデータ取りになる
でも俺は全くそうは思わない。
むしろ、
「最高やん、それで“そのジャンルはSEOが刺さりにくい”って分かったってことやん」
って普通に思う。
ここで次の旗を立てられる。
- じゃあ次はキーワードじゃなくSNS流入をもっと取りにいく戦略にする?
- 逆にもっとニッチなロングテールを狙ってみる?
- 読まれてる記事から内部リンクを増やして回遊率を上げる?
こうやって次のマイルストーンを組み直した瞬間に、
今回の結果はただの貴重なデータになる。
週一マイルストーンがあると「失敗」がそもそも存在しない
なんでそうなるかっていうと、
俺はいつも半年後、1年後を見据えて週一マイルストーンを組んでるから。
例えばブログなら、
「1年後に月30万PVで安定収入を作る」
って未来に旗を立ててる。
そしたら今やってることは、全部その途中の実験。
- PVが下がったなら「これとこれのやり方は微妙だった」ってデータ
- 次の戦略を修正する材料になる
- だからむしろ遠回りじゃなくて必要なプロセス
って自然に頭が動く。
これがなかったら、目の前のPVダウンだけで
「やっぱ自分には無理かも…」
ってブログ自体やめちゃう。
未来視点があるから落ち込むフェーズすらなくなる
週一マイルストーンを持つって、
ただ「小さな目標を週単位で置く」ってだけじゃない。
未来に向かって繋がる旗を、週ごとに確実に更新する作業。
だから1回の失敗が失敗じゃなくなる。
俺にとっては全部、
「次のマイルストーンに行くためのデータ収集」
だから落ち込むフェーズがそもそも存在しない。
週一で軌道修正して、また次に向かって走るだけ。
まとめ:だから週一マイルストーンは自己分析が爆速になる
こうやって未来を見据えて週一で調整し続けてると、
- 自分はどこで調子を崩しやすいのか
- どんな戦略だと結果が出やすいのか
- 逆に全然ダメなパターンは何か
ってのがどんどんクリアになる。
つまり自然と自己分析が最速で進むツールになる。
次回はそこをもっと深く話そうと思う。


