
前回の記事で話した
「週一マイルストーンって何?」
を読んでくれた人は、
半年後や1年後の理想から逆算して、
週単位でざっとマイルストーンを並べておくやり方はもう分かったと思う。
でも実は、この仕組みの本質はそこじゃない。
本当に大事なのは、**「それを毎週レビューする意味」**のほう。
今回はそこをもう少し深く話しておきたい。
なぜ毎週見返すのか?
正直、日々の予定なんて当たり前のようにズレる。
仕事や家庭の予定、体調、突然のトラブル。
どれもこっちの都合なんて関係なしにやってくる。
細かく立てたToDoやデイリーガントチャートを、
思い通りに毎日全部こなせる日々なんて、なかなかない。
それでも週単位で、
- 「今週ここまで進めるはずだったけど、実際はどうだった?」
- 「ズレた原因は?必要なら予定を組み直そう」
- 「新しく必要なマイルストーンは追加して、いらなくなったものは潔く削ろう」
って立ち止まるから、大きく道を外れずに済む。
逆にこれをやらないと、
いつの間にか全然違う方向に走ってしまっていて、
気づいたときには、
「あれ、なんでこんなところに?」
ってなることが普通にある。
実際どんな効果があるのか?
ここが一番大事なポイント。
週単位で進捗を見て、予定と現実をちょっとずつすり合わせていくから、
計画が多少ズレても大きな狂いにはならずに済む。
半年後や1年後に
「ちゃんとあのとき決めた未来に沿ってここまで来れたな」
って思えるのは、
この小さな修正を何度も何度も繰り返したから。
つまり、
週一マイルストーンは未来の自分を安心させる仕組み。
だからこそ、毎日バタバタで
「計画なんてまともに立てられないよ…」
って思う人ほど、
週一でざっくりでもいいから必ず確認してほしい。
週一マイルストーンは、ただの「やることリスト」じゃない。
半年後や1年後のゴールに向かって、
多少寄り道してもまた元の道に戻ってこれるようにするための、
自分だけの航海図。
小さなズレを早めに直して、
新しく必要なものを途中で足したり、
もういらないものはどんどん捨てたり。
そうやって現実と計画をすり合わせ続けるから、
最終的にちゃんとゴールへ辿り着ける可能性が飛躍的に高くなる。
まだやったことがないなら、
前回の記事をもう一度読み返して、
半年後の理想から逆算した週一マイルストーンをざっと置いてみてほしい。
そして次の日曜夜、30分だけでいいから、
そのマイルストーンと今の現実を照らし合わせてみる。
これをやるだけで、未来への進み方は一気に変わり始める。
次はこの「週一マイルストーンを習慣にする3つのコツ」を話していきたい。


