【番外編】複数案件同時進行は“才能”か“仕組み”か?

「え、そんなにいくつも案件同時に回してるの!?」

「どうやって頭の中整理してるの!?」

って最近、実際に言われたことがある。

確かに、今の僕の仕事の回し方はこんな感じ

  • Aビジネス(チャートあり)
  • Bビジネス(チャートあり)
  • Cビジネス(脳内チャートで運用中)
  • Dビジネス(毎朝のルーティンで固定運用)

これを毎日、「週一マイルストーン×デイリーガントチャート」で運用してる。

正直、普通にまあまあ忙しい。

でも、それでも「全部が前に進んでる」感覚がちゃんとある。

じゃあ、これって「才能」なのか?

それとも、誰でもできる「仕組み」なのか?

今回はその問いに、ちょっと本音で答えてみたいと思う。

目次

正直、ちょっと地頭は必要かもしれない笑

まずいきなりぶっちゃけると…

複数案件を“混乱せずに全部回す”って、まあまあ思考体力がいる。

  • 案件ごとに違うゴール
  • 違う関係者
  • 違う納期
  • 違う優先度

この全部を“毎朝チャートで整理しなおす”って、慣れてないとマジで脳がオーバーヒートする。

だから、最初からガッツリ4案件同時運用しようとすると、結構な確率でパンクする。

それこそ、「今日は何から手をつけたらいいか分からん…」って状態になる。

なので、正直に言えば…

「ある程度、思考の整理が好きなタイプじゃないと、いきなり全部は厳しい」

ってのはある。

でも、本質は“分ける”ことに尽きる

じゃあ「地頭が良くないとムリ」なのか?

それも違う。

実際に僕がやってるのは、めっちゃシンプルな話で、

案件ごとに分ける

時間ごとに分ける

優先度で分ける

この「分ける」がちゃんとできてれば、むしろ複数案件を同時に持ってた方がリズムが出る。

例えば、

  • 朝はDビジネスの質問対応だけ
  • 午前はAビジネスに全集中
  • 午後はCビジネスの現場へ
  • 夜はBビジネスのブログ修正だけ

って、「この時間はこれだけ」って状態を作る。

案件を“同時に処理する”んじゃなくて、

“順番に切り替えて処理してる”だけなんよね。

つまり、必要なのは“地頭”よりも、

「分ける設計」をちゃんと作ること

ここさえ押さえれば、誰でも回せるようになる。

才能じゃなく“更新と修正”を習慣化できるか

僕がガントチャートで一番大事にしてるのは、

  • 予定はズレる前提
  • 毎日必ず修正する
  • チャートは生き物、動かすのが当たり前

っていうマインドセット。

これがあるだけで、「昨日できなかった…詰んだ…」ってならずに済む。

予定が崩れても、今日動かせばいい。

予定通りに進んだら、翌日を前倒しすればいい。

ここに才能とか関係ない。

“毎日チャートを動かす習慣”を、どれだけ信じて続けられるか?

これだけ。

ぶっちゃけ、ガントチャートって超地味なツールやけど、「自分との対話」みたいなもん。

“自分のキャパ”と“現実”を見比べて、じゃあ今日はどこまでやるかを決める。

その繰り返し。

それができれば、案件が3つでも4つでも、回しきれる。

結局は「才能×仕組み」の合わせ技

最後にまとめると、僕の答えはこう。

「複数案件同時進行は、才能だけでもムリ。仕組みだけでもムリ。」

この2つの掛け算やと思う。

才能っていっても、別に天才的な能力じゃなくて、

  • 思考整理が好き
  • タスクを見える化するのが気持ちいい
  • 予定がズレても動じない

みたいな、“特性”に近いもの。

それがあれば確かにスタートダッシュは早い。

でも、結局回し続けられるかどうかは、

毎日更新して、毎日修正して、「今の自分の最適配分はこれやな」って決められるかどうか。

ここが肝。

そしてそれは“訓練”で身につけられる。

次は「ズレたときの立て直し方」

というわけで、複数案件を回すのは「才能っぽく見えるけど、ほぼ仕組み」って話でしたw

でも、どれだけ上手くチャートを分けてても、予定が崩れる日は必ずくる。

むしろ、複数案件を抱えてるほど、“ズレ”の頻度は高くなる。

次回はそのときにどう立て直すか?

第14話|デイリーガントチャートで予定が狂った日の立て直し方

に続きます!

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