
ここまでデイリーガントチャートについて色々話してきたけど、
実はこのチャート運用で一番大事なのは
「順番」
何をどれだけやるかも大事なんだけど、
それよりも「どれを先にやるか」で1日の成果が全く変わる。
今日はそんな「順番」をどう決めるか、
しかも15秒でパッと決められるやり方を話していこうと思う。
なぜ順番がそんなに大事なのか?
これは、実感してる人も多いと思うけど、
同じ1日8時間使っても、順番を間違えるだけで、
・大事なタスクに手を付けられず終わる
・頭が疲れてから重いタスクをやる羽目になり、めちゃ効率悪い
ってことが平気で起きる。
例えば、ブログ記事を書いてから軽い資料作りをやるつもりが、
朝イチでなんとなく資料をダラダラ触ってたら、気づいたらお昼。
午後から、
「よし、じゃあ記事書くか」
ってなるんだけど、もう頭がちょっと疲れてて全然進まない。
結果、1日のメインだった記事が半分しか書けずに終わる。
これ、順番を逆にして朝イチに記事を書いていたら?
脳がフレッシュなうちに重い作業を終わらせて、
午後は軽い資料で流せたはず。
同じ時間なのに、順番を間違えただけで成果が半分になる。
だから、
「順番を決める」=「1日の質を決める」
って言っても過言じゃない。
15秒で決める最適ルート
じゃあどうやってその順番を決めるか。
めっちゃ簡単で、僕は毎朝(あるいは夜)、
デイリーガントチャートを見ながら次の質問を自分に投げてる。
「今日の中で、一番頭を使うのはどれ?」
たったこれだけ。
これを自分に聞いて、そのタスクを一番最初にやると決める。
もうこれだけでほぼOK。
例えば今日のチャートに
- 記事Aを書く
- 資料Bの構成を考える
- 経費をスプレッドシートにまとめる
- 公式LINEの投稿を作る
って●があったとする。
この中で頭を一番使うのは明らかに「記事Aを書く」。
だからこれを朝イチに持ってくる。
次に脳がまだ元気なうちに「資料Bの構成」。
午後のちょっと疲れてきた頃に「公式LINE」、
さらに夕方に「経費まとめ」をサラッとやる。
これだけで、めちゃくちゃ効率が上がる。
「緊急」じゃなく「脳エネルギー基準」で決める
ここでよく罠になるのが、
「締切が近いからこれを先にやらなきゃ…」
っていうパターン。
もちろん本当にヤバいタスクはそれでいいんだけど、普段は、
「脳エネルギーが一番必要なもの」
を先にやるのがおすすめ。
人間って午前中が一番頭がクリアだから、
ここで重たいことをやっておくと、その後がめっちゃ楽になる。
逆に軽いタスクを午前に入れると、
「もったいない」ってくらい脳が無駄遣いされる。
だからデイリーガントチャートを見ながら、
「どれが一番脳みそ使うか?」
「それをいつやるか?」
を一瞬で決める。
これだけで、全然違う。
こうやって朝か夜に15秒だけ、
「今日の脳みそMAXタスクはこれ」
って決めたら、あとはガントチャートの●に従って進めるだけ。
ここまで順番を決めておくと、その日1日「迷わない」。
迷いって地味に脳を使うから、
それがないだけで行動量が2倍になる。
実際僕も、チャートに従って、
「よし、今はこれをやるだけ」
ってなると、全然気持ちが軽い。
もし予定がズレたら、そこはバッファかチャートを動かして調整すればいい。
次回は「迷いゼロ時間」をどう作るか
こんな感じで、
デイリーガントチャートって順番を決めるだけで9割成功みたいなもん。
- 頭を使うタスクを先にやる
- 午後は軽いものに回す
- バッファでズレを吸収
これを回すだけで、自然に行動量が増えて、タスクがどんどん片付いていく。
でも実はこれ、さらにもう一段階上があって、
それが「そもそも迷わない時間を仕組みで作る」こと。
次回はそのための、
「デイリーガントチャートで『迷いゼロ時間』を作るやり方」
を話すから、ぜひ楽しみにしてて!

