

どれだけしっかり予定を組んでても、
どれだけバッファを用意してても、
「今日はもうあかんわ…」
って日、あると思う笑
急な用事、子どもの体調不良、なんか気持ちが乗らない、PCが不調、
理由はいろいろあるけど、予定がズレた日は必ずやってくる。
でもそこで立ち止まってしまうか、
立て直して次の日に繋げられるかで、
ガントチャートの“続けやすさ”がまったく変わってくる。
今日は、そんな「予定が狂った日」を、
どう立て直して、次の日に繋げていくか?を話していこうと思う。
まずやるのは「リセット」じゃなく「棚卸し」
予定が狂った日は、ガントチャートを見るのすら億劫になったりする。
でも、そこで「よし、ゼロからやり直そう」って思うと、余計しんどくなる。
まずやるのは、
“今日やるはずだったタスク”をそのまま棚卸しして、
- 完全にできなかったタスク
- 途中まで進んだタスク
- 別日に回せそうなタスク
に分けて、冷静に整理してみる。
完了・未完了の白黒をつけるというより、「どこまで進んだか?」の進捗確認。
これだけで頭がスッキリして、
「なんか終わってない感じだけが残ってる」
状態から脱出できる。
●を動かして“調整モード”に切り替える
棚卸しが終わったら、次は●(ドット)の移動。
今日できなかったタスクを、
「じゃあどこでリカバリするか?」を考えながら、
明日・明後日のチャートを見て、●をズラしていく。
このときのポイントは、
- ガントチャートは“生き物”として毎日動かす
- 「ズレるのが前提」だから、調整は悪じゃない
- むしろ、調整するから“再起動”できる
って感覚を持つこと。
僕の場合は、この「ズラす」作業が実はちょっと楽しい。
まるで渋滞した高速道路をうまく抜けるルートを探す感じ。
ここで「詰め込まない」ように注意して、
ズラした先の日のバッファ量も見ながら、全体を整えていく。
予定が崩れた原因を「冷静に分析」する
これ、見落としがちだけどめっちゃ大事。
ズレた原因をちゃんと把握しておかないと、また同じパターンで崩れる。
たとえば、
- 睡眠不足 → 朝が全く動けなかった
- 想定以上に資料作りに時間がかかった
- 子どもの呼び出しで予定が飛んだ
- 気力が切れてスマホに逃げた
って、それぞれ“対策の方向性”が違うんよね。
「これは体調の問題やから、睡眠を優先しよう」
「作業の見積もりが甘かったから、次は余裕を持たせよう」
「突発対応は仕方ない、でもバッファはもっと広めに取ろう」
こうやって“再発防止策”を立てられると、同じ失敗を繰り返さなくなるし、
「ただ崩れた日」じゃなくて、
「次に活かせる日」に変わる。
立て直すコツは「翌日の朝のテンポを守ること」
ここが一番実感してる部分かもしれないけど、一番大事なのは、「翌日の朝の入り方」。
崩れた翌日って、朝から気持ちが重くなりがち。
- 「あぁ、昨日の分残ってるな…」
- 「もう今週間に合わないかも…」
- 「ガントチャート、見たくない…」
みたいな“見たくない病”になると、そのまま連鎖で3日沈む。
でも、これを防ぐには、
「翌朝のテンポを意図的に守る」
こと。
僕がよくやってるのは、
- 翌日は、軽めのタスクからスタート
- 「今日はリズムを取り戻す日」と割り切る
- それでも1個終わったら、自分をちゃんと褒める
つまり、“気持ちを取り戻す日”にする。
そこでペースが戻れば、自然にチャートも整ってくるし、
1日の終わりには「あ、もう復活できたかも」ってなる。
崩れても、戻せる仕組みがあることが強さ
ここまで、予定がズレた日の立て直し方を話してきたけど、一番伝えたいのは、
「ズレた=終わり」じゃない。
ズレても、立て直せる仕組みがあることが、本当の強さ。
ってこと。
ガントチャートを使う意味って、「ズレないようにするため」じゃなく、
「ズレても、戻せるため」にある。
どれだけ毎日完璧に回すかより、
崩れたあとに“すぐ立て直せる人”が、結局は一番前に進む。
そして――
もしこれを半年続けられたらどうなるか?
それが次回のテーマであり、本章の最後のトピック。
第15話では、
「デイリーガントチャートが半年続くと人生が変わる理由」
をガッツリ語ります!
お楽しみに!

