
ここまで、デイリーガントチャートのメリットやコツを色々話してきたけど、
「で、実際どう書き始めたらいいの?」
ってなる人も多いと思う。
今回はいよいよ、その具体的な一歩目。
これからデイリーガントチャートを作るなら、まずはこの3ステップから始めてみてほしい。
まずは「大きなゴール」を決める
いきなり毎日の細かいタスクから埋めようとする人が多いけど、それだと絶対にブレる。
まずは、
「このデイリーガントチャートは何のために使うのか?」
「この先1ヶ月で一番達成したいことは何か?」
を先に決める。
例えば、
- 1ヶ月でブログ記事を20本書く
- 新しい講座資料を7月末までに完成させる
みたいな大きめの目標。
これが決まると、そのために、
「今週はこれ」
「今日やるべきはこれ」
と逆算できるから、タスクを入れるときに迷わなくなる。
逆にこれが無いと、作業を詰め込むだけのチャートになってしまって、
「そもそもどこ目指してるんやっけ?」
ってなって止まりがち。
デイリーガントチャートって、ただの予定表じゃなくて、
「目標達成の地図」
だから、最初にゴールを決めるのが何より大事。
週単位で「ざっくり計画」を作る
次にやるのが、週単位のざっくり計画。
これもいきなり日ごとのタスクを書き込まず、
「この週は何を重点的に進める週にするか?」
をまず決める。
(これが、実は週一マイルストーン=週の大項目にもなる)
例えば、
- 今週は記事を3本書く週
- 次の週は講座PDFを一気に形にする週
みたいに、テーマを決める。
ここが決まると、
「今週はブログ集中だから資料作りは軽めに置いとこう」
「来週は逆に資料集中だからブログは1本でいいや」
と、自然に優先順位が決まってくる。
これをやらずにいきなり毎日のタスクを埋めると、
気分でタスクを選んでしまって、結局ゴールに近づかない。
週単位で「今はこれを進める週!」って決めると、
デイリーガントチャートに入れる●の選び方が一気に楽になる。
1日単位は「余白込みで、やることを決める」
最後に、1日のチャートを作っていく。
ここでやっと具体的に
「この日はこれをやる」
ってドット(●)を置く。
このときのコツは、前に話したように
- 細かすぎず
- ざっくりしすぎず
- 「今日チャートを見たときに、一瞬で動けるレベル」
にすること。
そして必ず、バッファ(余白)を入れる。
例えば1日8時間作業できるとしても、6時間分くらいしかドットを置かない。
2時間は何かトラブルや調子悪いときのためのバッファ。
このバッファがあると、
- 予定通り進めば翌日の分を前倒し
- 予定がズレてもその日のうちにリカバリ
ができるから、チャートが続きやすくなる。
もしバッファを使い切っても焦る必要はなくて、
翌日以降のドットを動かして調整すればOK。
デイリーガントチャートは、
「一度決めたら固定!」
じゃなく、予定を毎日動かして調整するもの。
だから最初からギュウギュウに詰め込まないことが超重要。
次は「順番」が全てを決める話へ
こんな風に、
- ゴールを決める
- 週単位でテーマを決める
- 1日に余白込みでタスクを置く
って進めると、自然に「何をやるか」は見えてくる。
ただ実は、
「何を先にやるか(どの順番で進めるか)」
で、デイリーガントチャート運用の成否が変わってくる。
どれだけ計画を立てても、順番を間違えるだけで全部崩れる場合があるから、
次回はそこをじっくり話そうと思う。
次回は、
「デイリーガントチャートは順番が9割|15秒で今日の最適ルートを決める方法」
というテーマで、優先順位の付け方と、
サクッと最適ルートを決める超簡単なやり方を話すのでお楽しみに!

