
5社目の会社で始めたこと
5社目の会社に入社してからは、ご多分に漏れず笑
まずは
月次決算を毎月きちんと締められるようにすること
社内のガバナンス体制を整えること
を中心に取り組み始めた。
さらに、業務内容が少し特殊な不動産会社だったので、
その内容に合わせた会計処理ができるように、
社内システムの開発にも関わるようになった。
これまでの会社ではシステム開発側の打ち合わせに出ることはなく、
しかも会計の観点をシステムに取り入れるなんて初めてで、
難易度はかなり高く本当に大変だった。
やっぱりベンチャー企業を転々としていても、
その会社ごとに新しくやることがあって、どれだけ
転職マスター笑になってもやることは多いなと感じた。
ただ、普通の賃貸や売買の仕事もあったおかげで、
賃貸や売買の会計処理・実務を学べたのは、
本当に今の自分の財産で、この会社に入社して良かったと思っている。
上場を巡る決断と会社の行方
いつも通り?笑 1年はあっという間に過ぎ、
その間は自分の会社を大きくすることは一旦後回しにしていた。
ただ社内体制が整ってきた頃、
「このまま上場を引き続き目指すのか、それともやめて中小企業路線に戻るのか」
という議論が社内で持ち上がった。
やっぱり上場を目指すとなると、
ガバナンス面で社内に大きな負荷がかかり、
意思決定のスピードが確実に落ちる。
経営陣で色々と話し合った結果、
上場は目指さないという決定を下した。
これまで4社のベンチャーで働いてきた僕からしても、
上場を目指すかどうかって本当に大きな決断だなと毎回思う。
人生を変えた不動産セミナーとの出会い
ちょうどその頃、僕はある不動産セミナー(Aとする)に出会った。
なんとなく流れてきたネット広告を見て、
「そろそろ自分の会社も拡大しないとなー」
とぼんやり思っていたタイミングだったので、
とりあえず受けてみることにした(これがのちに僕の人生を変える大きな出来事になる。)
セミナーを受けてみて、
「あ、これ多分間違いなく今入った方が良い講座だ」
と直感。
全体セミナーの後に個別セミナーにも申し込み、
担当の方(今でも繋がりがある素晴らしい人)から説明を受けて、
その場ですぐに入会を決めた。
その直感は大正解で、
入会後に受けた講座内容は当時の僕にとって衝撃的なものばかりだった。
物件を買い進め、そして独立へ
学んだ内容をもとに僕は一気に動き、戸建・アパート・マンションと3か月で3棟を購入。
それらの家賃収入が5社目の会社の給料を超える金額になった。
実はこの3棟を購入した時期、
妻がちょうど第2子を妊娠・出産のタイミングと被っていて、
上の子を見つつ、仕事もしつつ、不動産も買いつつで、当時の記憶がほとんどない笑
恐らく相当睡眠時間を削って生きていたと思うし、
既に30代だった自分にはかなりきつい時期だった笑
でもこの時の踏ん張りが間違いなく今を支えていて、
人生には何度か踏ん張りどころってあるな、と感じた。
その後、会社が正式に「上場を目指さない」と決まったことで、
色々な残務処理を済ませ、2023年3月に退職。
そこからは自分の会社の収入だけで生きていく生活を始めることになった。


